第2回定期考査後半戦

 今日から各学校で第2回目の定期考査の後半戦が始まります。各学校に通っている生徒さんが頑張って結果を出してきてくれるといいです。前回も書いたのですが、最近の大学入試は高校での評定平均がものを言います。今では大学定員のおよそ半分が一般入試以外の入試制度で決まるのですから、評定平均をきちんと高校1年生の時からしっかりとまとめておくことはかなり有利になります。

 大学を真剣に考えているのであれば、今から準備をしておくことで入試が楽になるのです。逆に、今から準備をしていないとそうした機会を初めから逃してしまうのです。先々のことを考えて、生徒さんたちには評定平均をしっかりと作っていくということをさせることで高校3年の時の進路選択がかなり変わってきます。こうしたことから高校生の定期考査というのは初めから飛ばしていかないとダメなのです。点数が悪くてもそのまま放っておくなんてことをしてはいけません。

可能ならば、勉強時間を取らせるようにすることです。学習時間をしっかりとって反復させれば、大抵の場合点数は上がるものです。私も多くの学年上位者にテスト前の学習をどれぐらいやっているかという問いをよくしますが、大抵の生徒さんはテスト範囲の学習を3回以上はしているものです。多い生徒さんはもちろんそれ以上しています。

逆にテストで点数を取れない生徒さんというのはテスト前3日間しかやってないとか1週間前からやったけどワークは一周だけしかやっていないというのです。それでは、いい点数取れないのは当たり前のことです。学年上位が3周以上学習を繰り返しているのにそれより少ない学習量で点数が取れるはずがないのです。やらずに、点数が取れないのは当たり前です。まず点数が取りたいのであれば、上位よりも学習をすることです。それで初めて対等の位置に立てるのですから。今日はこれまでにしましょう。

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