2025年1月の受験結果と出題傾向から見る2026年1月入試対策について
まずは、今年の結果からお話をしていこうと思います。今年は鹿島付属中に名が受験しました。4人のうち1人は受験2ヶ月前に入ってきた生徒さんで受験前日までということでした。こちらは実は昨日わざわざ結果をお知らせいただきました。結果は良好で見事合格してました。この生徒さんは入ってきた時から過去問をそれなりに解くタイプの生徒さんでした。学力面ではある程度実力のある生徒さんだったのが良かったのでしょう。ただこういう生徒さんはそんなに多く無いです。普通は2ヶ月前に始めて受かる生徒さんはいません。記述の方は確かによくできたのですが、実はこの生徒さんは集団面接がダメなタイプでした。おそらくうちで面接トレーニングしないで本番はかなり難しい感じでした。入ってきて初めの1ヶ月は話し方、言葉遣い、話す時の姿勢どれをとってもとても難しい状態でした。それを少しずつ説明して変えてもらうように指導していきました。こういう、細かいところを指摘して直すのは非常に神経を使います。小学6年生にうまく直してもらうには言葉を一つ一つを選んで彼・彼女らに納得してもらわないとこちらが直して欲しいところをなかなか短期間でなおすのは難しいのです。直し始めて1ヶ月ぐらいでその生徒さんは見違えるようによくなりました。残りの生徒さんは結構長い間準備をしてくれました。長い生徒さんは小学3年生から少しずつ準備をはじめていました。短い生徒さんでも5年生の終わり頃には準備を始めていました。鹿島を受けたのは短期の生徒さんと合わせると合計4名が受験をして全員合格でした。男女2名ずつ合格でこれからこの生徒さんたちをうまく指導して付属中の6期生全体のレベルアップとこの生徒さんたちを上位に押し込んで行きたい時計しています。そのために、合格した生徒さんは実はもう4月に向けて中学の勉強を始めています。当たり前と言えば、当たり前ですが、合格したら終わりではなく、やっとスタートラインに立っただけです。ここから短期ですが、4月の入学式翌日にある学力推移調査という全国模試に向けての学習になります。学力推移調査というのをご存知ない方に簡単に説明をします。この学力推移調査は全国の中高一貫校の8割方が受けるという試験です。もちろん県内は並木中等、水戸付属も全部受けます。また、都立の中高一貫校も受けます。そういう中学受験をした生徒だけが受ける試験です。この模試でまずは偏差値55あたりを狙いたいところです。もちろんそれ以上でも良いです。この模試で中3までに偏差値65を超えられるならば、高校の進研模試で偏差値70越えも取れる可能性が出てきます。それぐらいの価値がこの模試にはあります。だから、今から4月に向けて準備をするのです。
さて、ここからは今年の出題傾向がどうであったか。そして、来年に向けどう対策をしていくのかということをお話ししていこうと思います。まず、適性検査Ⅰからみていきます。内容的にはどれも基本的な問題が出題されていました。大問1から順に見ていきます。大問1はドットプロットとベン図の問題が出題されていました。教科書の内容が理解できているかどうかという基本的な問題でした。最近は高校入試や大学入試でもこうした統計的な思考力を試す問題が出題されることが多いですから小学生の段階からこうした問題に対応できる力を養っておくことは大切ですね。また、答えを求めるのに必要な思考の過程を説明させる問題も大問1では出題されていました。次は大問2です。ここでは早さの問題、それから、図形の問題で三角形の問題と円の問題が出題されていました。また、規則性を読み取る問題が出題さていました。大問の1・2は主に算数の問題が出題されていました。大問3はゴムの力や電池の力で動く台車の問題でした。実験の仕方の問題、どれぐらいの距離進むかというのを比例の考え方で求める問題、電池の繋ぎ方を示す問題とどれもできてほしい問題です。最後大問4です。大問4は月に関する問題が出題されていました。こちらも頻出の問題なので押さえて起きた問題です。
次は適性検査Ⅱについてです。大問1から見ていきます。ここでは対話文の読み取り問題、資料の読み取り問題が中心に出題されていました。ここも問題をよく読めば解ける問題が多かったです。大問2は歴史と政治の仕組みに関する問題が出題されていました。こちらも問題文を読み込むことができれば、解くことができるように設定されていました。大問1、2は主に社会の出題となっていました。大問3、4は国語系の出題ですが、適性検査Ⅰ・Ⅱを通して言えることは基本的に読み取る力が絶対に要求されています。ですから、国語の読み取り力および資料の読み取りの力は必要になります。大問3を見ていくと内容的には手紙の問題、資料を見て誘導に沿ってまとめていく問題が出ていました。ここら辺は本当に読み取りの力が必要になります。大問4も対話文を中心とした出題で各人がどのような発言をしたのか、また、途中の文章中で使われる接続詞、問題文中ではつなぎ言葉と表現されていましたが、ここら辺も出題されていました。国語の読み取り力が試され問題でした。
今年の問題も昨年と同様に基礎的なところ聞いてくる問題でした。時間が45分で問題文が長いので十分な準備ができていない生徒さんにとっては難しい問題だとは思いますが、きちんと対策をしてきた生徒さんにとって解ける問題が多かったように思います。対策をいかにしておくかということが合否を分けるところになると思います。
では、来年2026年1月の入試にどのように対策をしていくかということを最後お話をしていこうと思います。基本的にはまず優先して育てていきたい能力というのは実は理数系の能力よりも文系の能力である読み取りの力とかデータや資料を読み取る力とか読み取った文やデータ・資料をまとめる力というものが大切になってきます。これは適性検査Ⅰ・Ⅱの両方に必要な能力になっています。それは今説明してきた出題内容からもお分かりかと思います。次に必要になるのは勿論数的処理能力、科学的思考力というものが問われてきます。基礎として必要な能力は文系能力ですが、差がつくのは実は理系のこの数的処理能力、科学的思考力というものです。これらの能力を育成していくことが入試を通る1番必要なことです。しかしならが、こうした能力というのはなかなか普段の学校の弁公だけでは伸びないです。誰もがこうした能力を持っているのであれば、受験はそれほど難しくないです。また、今までのように単純に暗記だけさせれば、問題が解けるか。あるいは、的確に答えられるかというとそうではありません。書き方や表現の仕方というのを学んでおく必要があります。大抵の生徒さんは書き方や表現の仕方というのを知りません。普段そういうことをやらないからです。資料を読んでまとめたり、自分の意見を書いたりなんてことはしません。しかしながら、こうしたことができる生徒さんというのを求めているのです。また、面接ではグループディスカションが行われます。こちらも普段どのようにディスカションに参加しているかというところが非常に大事になります。自分で考えて自分の言葉でそれを伝えることができるかどうかというのが1番大切なポイントになります。決して司会進行ができるだけで良いというのではありません。ここら辺の指導をできるのは実はそれほど多くありません。今年、実はディスカションの中で議論を仕切ってくる生徒さんがうちの生徒さん以外にいたと受験生から聞いていますが、こういう場合の対策も実は事前の指導でしっかりしてあります。自分が意見を言って司会進行をしていく場合と自分が2番目、3番目に意見を言う立場になった時はどのようにいうべきか。司会進行者にどのように合わせていくのか。また、さまざまなテーマが想定される中で、こういうテーマの時はこういう議論や見方というのがあるよね。今回はこういう視点からの意見だけだったけど、実はこういう視点も持ってほしいとか。こうした指導を幅広い分野でやっておきます。実は、今回も面接のテーマは一度は練習でやったことのあるテーマがグループディスカションで設定されていました。テーマを聞いた時の私が1番最初に言った言葉は「できただろう」という言葉でした。聞いた瞬間練習してるからみんなできるはずだというのが1番最初に思いついたことでした。勿論、みんなできた。話せた。というのが1番の答えでした。グループディスカションは配点は低いのですが、最後の合否を分けるポイントであると私は考えています。そうした中では最後にあるこのグループディスカションの対策まで全てしておくことが1番大切です。
今回名学館では鹿島付属中に4人受けて4人合格という結果が出すことができました。ここ5年連続で鹿島付属中に合格者を出すことができています。もしこちらを読んで付属中対策をして合格したいという方はぜひこの機会に名学館無料体験授業を受けてみてください。お申し込み方法は簡単です。0299−91−1519へお気軽にお電話ください。そして、「体験授業を受けたい」と伝えるだけです。受付後、簡単な受験までのご説明をしてから体験授業のスタートです。あなたからのお電話心よりお待ちしております。
まずは、今年の結果からお話をしていこうと思います。今年は鹿島付属中に名が受験しました。4人のうち1人は受験2ヶ月前に入ってきた生徒さんで受験前日までということでした。こちらは実は昨日わざわざ結果をお知らせいただきました。結果は良好で見事合格してました。この生徒さんは入ってきた時から過去問をそれなりに解くタイプの生徒さんでした。学力面ではある程度実力のある生徒さんだったのが良かったのでしょう。ただこういう生徒さんはそんなに多く無いです。普通は2ヶ月前に始めて受かる生徒さんはいません。記述の方は確かによくできたのですが、実はこの生徒さんは集団面接がダメなタイプでした。おそらくうちで面接トレーニングしないで本番はかなり難しい感じでした。入ってきて初めの1ヶ月は話し方、言葉遣い、話す時の姿勢どれをとってもとても難しい状態でした。それを少しずつ説明して変えてもらうように指導していきました。こういう、細かいところを指摘して直すのは非常に神経を使います。小学6年生にうまく直してもらうには言葉を一つ一つを選んで彼・彼女らに納得してもらわないとこちらが直して欲しいところをなかなか短期間でなおすのは難しいのです。直し始めて1ヶ月ぐらいでその生徒さんは見違えるようによくなりました。残りの生徒さんは結構長い間準備をしてくれました。長い生徒さんは小学3年生から少しずつ準備をはじめていました。短い生徒さんでも5年生の終わり頃には準備を始めていました。鹿島を受けたのは短期の生徒さんと合わせると合計4名が受験をして全員合格でした。男女2名ずつ合格でこれからこの生徒さんたちをうまく指導して付属中の6期生全体のレベルアップとこの生徒さんたちを上位に押し込んで行きたい時計しています。そのために、合格した生徒さんは実はもう4月に向けて中学の勉強を始めています。当たり前と言えば、当たり前ですが、合格したら終わりではなく、やっとスタートラインに立っただけです。ここから短期ですが、4月の入学式翌日にある学力推移調査という全国模試に向けての学習になります。学力推移調査というのをご存知ない方に簡単に説明をします。この学力推移調査は全国の中高一貫校の8割方が受けるという試験です。もちろん県内は並木中等、水戸付属も全部受けます。また、都立の中高一貫校も受けます。そういう中学受験をした生徒だけが受ける試験です。この模試でまずは偏差値55あたりを狙いたいところです。もちろんそれ以上でも良いです。この模試で中3までに偏差値65を超えられるならば、高校の進研模試で偏差値70越えも取れる可能性が出てきます。それぐらいの価値がこの模試にはあります。だから、今から4月に向けて準備をするのです。
さて、ここからは今年の出題傾向がどうであったか。そして、来年に向けどう対策をしていくのかということをお話ししていこうと思います。まず、適性検査Ⅰからみていきます。内容的にはどれも基本的な問題が出題されていました。大問1から順に見ていきます。大問1はドットプロットとベン図の問題が出題されていました。教科書の内容が理解できているかどうかという基本的な問題でした。最近は高校入試や大学入試でもこうした統計的な思考力を試す問題が出題されることが多いですから小学生の段階からこうした問題に対応できる力を養っておくことは大切ですね。また、答えを求めるのに必要な思考の過程を説明させる問題も大問1では出題されていました。次は大問2です。ここでは早さの問題、それから、図形の問題で三角形の問題と円の問題が出題されていました。また、規則性を読み取る問題が出題さていました。大問の1・2は主に算数の問題が出題されていました。大問3はゴムの力や電池の力で動く台車の問題でした。実験の仕方の問題、どれぐらいの距離進むかというのを比例の考え方で求める問題、電池の繋ぎ方を示す問題とどれもできてほしい問題です。最後大問4です。大問4は月に関する問題が出題されていました。こちらも頻出の問題なので押さえて起きた問題です。
次は適性検査Ⅱについてです。大問1から見ていきます。ここでは対話文の読み取り問題、資料の読み取り問題が中心に出題されていました。ここも問題をよく読めば解ける問題が多かったです。大問2は歴史と政治の仕組みに関する問題が出題されていました。こちらも問題文を読み込むことができれば、解くことができるように設定されていました。大問1、2は主に社会の出題となっていました。大問3、4は国語系の出題ですが、適性検査Ⅰ・Ⅱを通して言えることは基本的に読み取る力が絶対に要求されています。ですから、国語の読み取り力および資料の読み取りの力は必要になります。大問3を見ていくと内容的には手紙の問題、資料を見て誘導に沿ってまとめていく問題が出ていました。ここら辺は本当に読み取りの力が必要になります。大問4も対話文を中心とした出題で各人がどのような発言をしたのか、また、途中の文章中で使われる接続詞、問題文中ではつなぎ言葉と表現されていましたが、ここら辺も出題されていました。国語の読み取り力が試され問題でした。
今年の問題も昨年と同様に基礎的なところ聞いてくる問題でした。時間が45分で問題文が長いので十分な準備ができていない生徒さんにとっては難しい問題だとは思いますが、きちんと対策をしてきた生徒さんにとって解ける問題が多かったように思います。対策をいかにしておくかということが合否を分けるところになると思います。
では、来年2026年1月の入試にどのように対策をしていくかということを最後お話をしていこうと思います。基本的にはまず優先して育てていきたい能力というのは実は理数系の能力よりも文系の能力である読み取りの力とかデータや資料を読み取る力とか読み取った文やデータ・資料をまとめる力というものが大切になってきます。これは適性検査Ⅰ・Ⅱの両方に必要な能力になっています。それは今説明してきた出題内容からもお分かりかと思います。次に必要になるのは勿論数的処理能力、科学的思考力というものが問われてきます。基礎として必要な能力は文系能力ですが、差がつくのは実は理系のこの数的処理能力、科学的思考力というものです。これらの能力を育成していくことが入試を通る1番必要なことです。しかしならが、こうした能力というのはなかなか普段の学校の弁公だけでは伸びないです。誰もがこうした能力を持っているのであれば、受験はそれほど難しくないです。また、今までのように単純に暗記だけさせれば、問題が解けるか。あるいは、的確に答えられるかというとそうではありません。書き方や表現の仕方というのを学んでおく必要があります。大抵の生徒さんは書き方や表現の仕方というのを知りません。普段そういうことをやらないからです。資料を読んでまとめたり、自分の意見を書いたりなんてことはしません。しかしながら、こうしたことができる生徒さんというのを求めているのです。また、面接ではグループディスカションが行われます。こちらも普段どのようにディスカションに参加しているかというところが非常に大事になります。自分で考えて自分の言葉でそれを伝えることができるかどうかというのが1番大切なポイントになります。決して司会進行ができるだけで良いというのではありません。ここら辺の指導をできるのは実はそれほど多くありません。今年、実はディスカションの中で議論を仕切ってくる生徒さんがうちの生徒さん以外にいたと受験生から聞いていますが、こういう場合の対策も実は事前の指導でしっかりしてあります。自分が意見を言って司会進行をしていく場合と自分が2番目、3番目に意見を言う立場になった時はどのようにいうべきか。司会進行者にどのように合わせていくのか。また、さまざまなテーマが想定される中で、こういうテーマの時はこういう議論や見方というのがあるよね。今回はこういう視点からの意見だけだったけど、実はこういう視点も持ってほしいとか。こうした指導を幅広い分野でやっておきます。実は、今回も面接のテーマは一度は練習でやったことのあるテーマがグループディスカションで設定されていました。テーマを聞いた時の私が1番最初に言った言葉は「できただろう」という言葉でした。聞いた瞬間練習してるからみんなできるはずだというのが1番最初に思いついたことでした。勿論、みんなできた。話せた。というのが1番の答えでした。グループディスカションは配点は低いのですが、最後の合否を分けるポイントであると私は考えています。そうした中では最後にあるこのグループディスカションの対策まで全てしておくことが1番大切です。
今回名学館では鹿島付属中に4人受けて4人合格という結果が出すことができました。ここ5年連続で鹿島付属中に合格者を出すことができています。もしこちらを読んで付属中対策をして合格したいという方はぜひこの機会に名学館無料体験授業を受けてみてください。お申し込み方法は簡単です。0299−91−1519へお気軽にお電話ください。そして、「体験授業を受けたい」と伝えるだけです。受付後、簡単な受験までのご説明をしてから体験授業のスタートです。あなたからのお電話心よりお待ちしております。