2027年1月以降に茨城県立中高一貫校受験をする予定の小学5年生4年生向けてのお話

 夏休みも終わり学校生活が再開になりました。塾の方も夏期講習が終わりました。子供達も学校でテストがあります。ご家庭の方でも今は少し時間的に余裕がある時期だと思います。そこでもし少しでも自分の子供を茨城県立中高一貫校に入れようと考えているのであれば、少し時間を取って最後までお付き合いしていただけるといいと思います。

 私たちは2020年から毎年茨城県立中高一貫校へ合格者を出してきました。塾の場所が神栖市と鹿嶋市にありますので、鹿島付属中と鉾田付属中がメインの学校になります。多くは鹿島付属中になります。他には並木中等にも合格者を出しています。そして、今年2025年1月の鹿島付属中の受験結果は4人受験して4人合格でした。前期が終わって1番頑張っている生徒は学年2位の成績を取ってきてくれました。また、他の中2と中3で頑張っている生徒は学年10位前後でやってくれています。高校でも高2にコース2位の生徒が在籍しています。今私たち名学館から鹿島付属中には高校2年生から中学1年生まで在籍している生徒がいます。どの生徒さんも一生懸命に学習をしてくれています。そんな塾です。

 ここからは、茨城県立中高一貫校にいくにはどうしたら良いかというお話をしていこうと思います。基本的には、小学校の学習をきちんとやるとこです。特に基本的な漢字の読み書き、国語の読解、算数の基本的な計算、文章題、図形、理科社会の基本的な知識。これらは全てしっかり学習をすることです。もう少し具体的に言ってしまうと単元のテストは毎回100点か90点以上取れていること。長期の休みの宿題も直ぐに終わってしまうタイプの生徒さんであれば、十分に受験資格はあります。あとは、受験をしっかり理解しているいい指導者に出会うことです。特に少ない人数でも確実に合格者を出している指導者に出会うことです。

 私のところに来る生徒さんは本当に普通の生徒さんです。それを合格水準まで引き上げるとなるとそれ相応の時間がかかります。私の方では最低1年以上時間が欲しいです。ですから、今5年生4年生の生徒さんが今からキチンやってくれるならば、合格はそれほど難しくはありません。しかしながら、やらない生徒さんは難しいです。塾に来ても受験勉強やらない生徒さんというのがどうしてもいます。何を言っても家でやってこない生徒さんです。塾だけでなんとかなると考えているのかどうかわからないですが、本当にやってこないのです。わからない。できない。というのです。私は「それみんなそうだよ。わからないから勉強するんだよ。わかったら勉強なんてしなくていいじゃん。わからないから勉強するんだよ。問題を人に解いてもらって勉強するのは勉強じゃないよ。それただ答え写すだけじゃん。意味なんかないよ。自分で考えないと」というのです。

 ここまで読んでそうだなと思はない人は正直学習とか勉強がなんたるかがわかっていないです。塾でもわからないところは教えますが、わからないから全部やらないとか10分15分やってはい終わりのような状態では合格なんてできないし、合格しても成績は取れないです。中高一貫校の受験をやるというのは高校入試をやらなくていいからではないです。大学入試を有利に進めるためです。そのための中学受験なんです。この地域で中高一貫校は県立では鹿島付属中、鉾田附属中、私立では清真学園中です。ここを目指すのは、大学受験を有利に進めるためです。そのためにカリキュラムを前倒しで進めて大学受験に備えるのです。

そうなると残りの時間もあるのですが、かなり、難しい時があります。特に残りの時間が1年を切っていると受験がかなり難しくなります。残りの時間が少なければ少ないほど合格の確率は低くなると思ってもらって構いません。残りの時間が短いと理解する時間をそれだけ短くしないといけないのです。これは、生徒さんの素質の部分にどうしても依存してしまうのです。しかし、時間を頂けると素質よりもきちんと学習に取り組んで実力をつけることができるようになります。そのためには週末にある程度まとめて学習時間を取ってもらって問題に取り組むというのが習慣化しないとダメです。

 この学習の習慣化を受験時にできるだけやらせておくと合格後の学力の伸びが全く変わってきます。正直、県立中高一貫校受験というのは合格して終わりというものではないのです。ここから、大学入試までずっと学力という刀の刃を6年間研ぎ続けるという作業をするようなものなのです。たった一度大学入試でその刀を振るうために6年間かけて自分という刀を研ぎ続けるのです。そういう地道な努力が将来花を咲かせるものなのです。そこには、特別な学習法などというものは存在しません。ただ淡々と学習を進めていって他の生徒さんよりも先に物事が理解でいるようなりずっと先を見つめながら人より先を進んでいくのです。

 少し話がそれました。本題に戻ります。ここからは具体的にはどのようにすれば、合格に持っていけるかということをもう少し話していこうと思います。先ほども話しましたが、基本的な学校の学習は終わらせるということが大切です。これができていてそのあとどうするかということを話していこうと思います。まず、受験の時に評価されるのは、一つ目は、調査書とか内申書と言われるものです。これは、小学校での学習の様子がそのまま中学校に行きます。ですから、ここは普段から学校で問題を起こさずに過ごしていれば、いいです。成績も学校の学習がしっかりできているのであれば、特段問題はないはずです。

 次が適性検査Ⅰ・Ⅱです。ざっくり書いていくと適性検査Ⅰは主に理系科目の能力を見ていきます。特段知識を問う問題というよりは数学的思考力、科学的思考力を問うような問題が中心に出題されます。知識が全く問われないということはありませんが、知識よりもどれだけ数学的思考力、科学的思考力がしっかりしているか。そして、それをまとめる記述力があるかということが純粋に問われます。適性検査Ⅱは主に文系です。国語と社会がまとめて出題されるような問題が多いです。こちらも深い知識が問われるというよりは問題文から情報をうまく拾ってこれるかどうかのようが重要です。昨年も小学校では学ばないような知識があれば簡単な問題でしたが、それがなくても問題文をよく読めば、ヒントが書いてある問題で小学生の範囲内の知識でも解ける問題でした。ここで問われるのは情報収集分析能力とそれを適切に記述することができる能力が問われる問題でした。適性検査Ⅰ・Ⅱともにページ数は13ページ前後で45分で全て回答をしなくてはならない問題が出題されています。ここが1番対策がしやすいところです。

 最後がグループディスカションです。グループディスカションは、5人で行われるもので、あるテーマについて、ディスカションを行います。テーマが学校ごとで毎回違います。比較的生徒の生活の中でも取り扱うテーマであったり、逆に社会的なテーマで小学6年生ではそれほど触れることのないテーマの場合もあります。受験する年度によって変わってきますので幅広いテーマで対応できるように準備をしておく必要があります。また、自分がグループ内でどのような立ち位置になるのかというのは周りとの関係で決まることなので当日のそのグループでのディスカションが始まるまでわからないです。必ずしもリーダー的であったり、司会的なポジションを取れるとは限らないです。そうなった場合どうディスカションに関わっていくのか。またやったことのないテーマでもどのようにディスカションに関わっていくのが良いのかということもやっていきます。できるだけ多くのケースをシュミレーションをしておきます。しっかり対策をして受けてくれた生徒さんであれば、問題なくグループディスカッションはクリアできます。

 以上が受験までにやるべきことです。これらを確実に仕上げていくにはとにかく時間が必要です。今も受験までの時間が1年ない時期から入ってきた生徒さんはみなさん苦労されています。当然と言えば当然です。時間が足りないので毎回宿題は大量にやってやってきたものを全部時間内に確認しようにも特に文系の問題は書いて来た解答が模範解答と異なる場合は全て内容を吟味してどうして違うのかというところまで解説をする必要があります。そうなると解説のために本文を読んでここで書いているからここをまとめて書いてください。と再度書き直しをしてそれからまたチェックというのを繰り返すので1回の授業でできるのも限られてきます。正直、全部解説に使っても終わらない時もあります。それでも本人たちと一緒に毎回全力でやって本番までに仕上げるつもりです。間に合うかどうかも今の時点では目処がたってないです。しかし、時間がある生徒さんは基本的には半年とか1年前には大体いつまでにこのテキストを終わらせて、次のテキストは大体この時期までに終わらせて過去問は大体この時期から始めて志願理由書はこれぐらいの時期から書き始めて直しを大体これぐらいかけてというのを全部事前に決められます。

 時間が少なくなればなるほど行き当たりばったりになり計画性なんてものは無くなっていきます。正直それは私たちからすると博打になるので可能ならそれは避けたいです。受験をやるなら8割がた勝算ありで臨みたいものなのです。それより勝算が見込めないとやはり不安ばかりになります。もちろんできる範囲での指導もこちらはするのですが、どうしても難しくなります。そうならないために受験は1年以上前から準備をすることをお勧めします。特に、中学受験で2倍以上の倍率で合格を目指すのですからそれなりの準備が必要です。

ここまで読んでいただきありがとうざいます。もし、本気で受験をしようと考えている小学5年生・4年生はいますぐに準備を始めるべきです。しつかり先を見て準備をすることでより良い未来が見えてくるのです。何もしないで行き当たりばったりでなんて将来展望なんて見えてきません。しっかり準備をするから見えてくるものがあるのです。その中で、受験がどんなものかもう少し知りたいというのであれば、ぜひ名学館の無料体験授業を受けてみください。お申し込み方法は簡単です。0299−91−1519へお気軽にお電話ください。そして「体験授業を受けたい」と伝えてください。受付後、現在の学習状況を確認する面接をしてから体験授業のスタートです。あなたからのご連絡を心よりお待ちしております。

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