2021年(令和3年)茨城県高校入試英語対策まとめ
今回は2020年(令和2年)茨城県高校入試の英語の出題から来年の2021年(令和3年)茨城県高校入試英語の対策についてまとめていきます。まずは、大問1からです。
大問1は例年通り放送問題が30点分の配点で出題をされていて大きな変更はありませんでした。しかし、前年までなかった英問英答の出題がありました。これは昨年まではなった出題形式でした。英語で答えられるようにしておく必要があります。聞くだけでなく、英作をして答えるようにできるようにしておく必要があります。
大問2は例年通りの出題で配点も変わっていませんでした。語形変化の問題と適切な単語を書き入れる問題でした。ここの出題形式及び配点は変更がありませんでした。来年もこの形式で出題される可能性あるので対策をしておくといいでしょう。
![神栖鹿島の個別指導学習塾名学館提供茨城県高校入試英語大問2](https://kashimakamisujuku.com/wp-content/uploads/2020/03/茨城県英語大問2-1.gif)
大問の3は例年対話文でしたが、対話文は大問4へ移動して文章の内容を読み取る問題と文章を並べ替える問題が出題されていました。英文を読んでその内容を読み取る問題がこれからも出題されるのは間違いありません。今後こうした出題が固定化していく可能性があります。語彙力を強化してこうした問題も時間をかけずに解いていけるようにしておくトレーニングが必要になります。
![神栖鹿島の個別指導学習塾名学館提供茨城県高校入試英語大問3](https://kashimakamisujuku.com/wp-content/uploads/2020/03/茨城県英語大問3.gif)
大問4は昨年まで大問3で出題されていた対話文問題と大問4で出題されていた資料や図を見ながら解く問題が融合したような感じの出題でした。大問数を変えずに出題内容を変えたためにこうした問題構成になったと思われ来年以降こうした対話文と資料や図を見ながら答える問題が出題されると思われます。こちらも語彙力の強化が必要な問題となります。また自由記述で答える問題も出題れていて配点が3点となっていました。
![鹿島神栖の個別指導学習塾名学館提供茨城県高校入試英語大問4](https://kashimakamisujuku.com/wp-content/uploads/2020/03/茨城県英語大問4-1.gif)
![鹿島神栖の個別指導学習塾名学館提供茨城県高校入試英語大問4](https://kashimakamisujuku.com/wp-content/uploads/2020/03/茨城県英語大問4-2-673x1024.gif)
大問5は例年通り長文読解問題でしたが、回答に自由英作文の部分がありこれが、英作文の配点としてみると5点の問題が2題あり合計10点分が英作文の配点となっています。実はこの後の大問6が例年自由英作文なのですが、それの配点も上がっていて大問4との自由英作文の配点は合計で25点となっており、英語での表現能力の強化が必要になっています。
![神栖鹿島の個別指導学習塾名学館提供茨城県高校入試英語大問5](https://kashimakamisujuku.com/wp-content/uploads/2020/03/茨城県英語大問5-1-693x1024.gif)
![神栖鹿島の個別指導学習塾名学館提供茨城県高校入試英語大問5](https://kashimakamisujuku.com/wp-content/uploads/2020/03/茨城県英語大問5-2-689x1024.gif)
大問6は例年通り自由英作文だったのですが、要求される英語の単語数の上限が昨年までが40語となっていたのですが、今年は上限の表示がなくなり、解答欄は60語までと増えていたので今後さらに多くの単語を用いて解答を要求される可能性があります。また、昨年までは自由英作文の配点は10点だったのですが、12点に引き上げられました。
全体として大問の数は変わらなかったのですが、内容的にはより英語での表現力を問う内容が増えてきました。この流れは今後も続くとみられます。これは、大学入試改革や教育指導要領の変更の影響を受けているので変わらない流れだと考えいいです。2021年(令和3年)の入試では英作文の能力を十分に身に着けて受験に臨む必要があります。
![鹿島神栖の個別指導学習塾名学館提供茨城県高校入試英語大問6](https://kashimakamisujuku.com/wp-content/uploads/2020/03/茨城県英語大問6-699x1024.gif)