そろそろ新学年に向けての準備

 3月になりました。中学受験・高校受験が終了して塾としては一旦指導的には落ち着いたところです。今度は次の新学年に向けての準備が始まります。受験が終わってたくさん遊びたいという方もいらっしゃるかもしれませんが、実は新学年特に新しい学校に入る方はもう学習の準備をしておく必要があります。ここで次の準備をしてしっかりと上位を目指していかないとせっかく受験で合格したのに意味がありません。

 特に、私は中学1年生と高校1年生は初めから力を入れておくべきだと断言します。それぞれ明確な理由があります。まずは、中学1年生の場合です。これは受験をして一貫校に入った場合とそうでない場合があります。まずは、受験をして中高一貫校に入った場合からお話をしていきます。一貫校の場合高校受験はないので6年間で大学入試まで向けて学習をしていきます。その中で中学1年生の段階で学年上位にしっかりと入っておくということは非常に大切です。一貫校の場合初めに順位づけがついてしまうとそのまま6年間過ごしてしまうということも多いので初めに上位に入って6年間上位で成績を維持し続けるということが生徒本人にとっては非常に重要であったりします。逆に、6年間成績が下位固定というのは正直あまりいいことでありません。むしろ生徒本人にとっては害になる場合もあるのでできれば避けたいです。それだけ初めに上位に食い込んで可能であれば、学年10番以内とか5番以内を目指すのがベストです。そういう頑張りをしておくのが大学受験やその後の人生までを見れば大切になります。

 次に受験をせずにそのまま近くの中学に通う場合です。この場合も正直学年10番以内は目指したいところです。正直この中学1年生の初めのところで学年トップを取れるかどうかあるいは上位に入れるかどうかということはこれから6年間の成績を左右する1番重要な時期なのです。適当なところで満足をして真ん中あたりで満足をしているととてもではないですが、上位の高校には入ることはできないです。また、入れたとしても入った先の高校でいい成績などは取れません。本当の上位は初めからガリガリ学習をしている生徒です。

 私は勉強に力を入れることのどこが悪いのかと思います。別に部活などは程々でいいのです。部活に一生懸命になりすぎる必要はないのです。むしろそんなものに力をかけすぎて疲れて学習ができないというような状態にすべきではないです。部活は体や心を鍛えるものであって本来の第一目的はありません。あくまで課外活動の一環なのですから、部活だけやっていれば、いいというような考えになるべきではありません。やりたい人がやりたいようにやるのはいいですが、それを強要するのは間違いです。将来を見据えて学習を進めていくことが1番大切なことなのです。こうしたことから中学1年生は正直進学先の高校を決めるものになるし、また、進学先での順位を決めるものにもなるのでしっかりやるべきです。

 次に高校1年生ですね。高校一年生も初めから飛ばすべきです。それは、大学入試に直接影響するからです。今の大学入試は以前のように一般入試でほとんどの定員が埋まるという時代ではないです。むしろ一般入試で入学する生徒が少数になりつつあります。時代は推薦入試や総合型入試というものにシフトして来ているのです。逆に一般入試しか受けられない生徒の方が大学での成績が悪かったりします。これは、すでに東北大学の研究でもそれが証明されています。東北大学で入試制度ごとの生徒の成績の平均を出したところ1番成績がいいのが推薦入試で大学入学を決めた学生、2番目に成績がいいのは総合型入試で合格した生徒。入学後1番成績の平均が低いのが実は一般入試で入学を決めた生徒という研究結果がすでに出ています。だから、推薦入試はダメだとか総合型入試はダメだとかというのは何の根拠もない嘘です。逆に一般入試まで合格が決まらない生徒の方が成績がよろしくない場合が多いということなのです。

 だからこそ高校1年生の段階で大学まで見据えてガンガン学習を進めていく必要があるのです。できれば、入学して最初の模試でどの教科でもいいので満点を目指すつもりで学習を進めて欲しいものです。高校1年の最初の模試は所詮中学の復習です。どれだけ、今まで学習をして来たかそれを示すものです。ここでしっかり点数を取って将来に向けて自信をつけて欲しいものです。だからこそ今からガリガリやるのです。

もしあなたがこれを読んで名学館で学習しようと思うのであれば、お気軽に無料体験授業をお申し込みください。お申し込み方法は簡単です。0299−91−1519へお気軽にお電話ください。そして、「体験授業を受けたい」と伝えるだけです。受け付け後、簡単な塾の説明をする面接をしてから体験授業のスタートです。あなたからのお電話心よりお待ちしております。

Follow me!