2024年茨城県高校入試問題から2025年の茨城県高校入試問題を予想する

 4月も下旬になりました。来年2025年の茨城県の高校入試に関して少し書いておこうと思います。2024年茨城県高校入試問題の特徴と言えるのはやはり記号問題が非常に多いということです。記述問題が少しは増えるかと予想をしていましたが、予想に反して記述問題はほとんど出ませんでした。国語で記述で解答させる部分がありましたが、他の教科ではほとんどっ見かけることはありませんでした。全教科で記述で回答する問題が目立ちました。

 茨城県は今後この形式が続くとみていいと思います。ただし、解答が記号であるだけで問題が優しくなったという訳ではありません。むしろ、問題文は長くなり、問題を注意深く読んでいかないとダメなようになりました。2025年の高校入試問題も全体的にはこの傾向は継承されていくと考えています。また、問題文の超文化は全国的な傾向です。ですから、茨城県のこの傾向は続くと未定いいですね。

さて、今回はその中で数学の出題についてみていこう思います。実は数学もかなり記号で回答させる問題が増えました。数学で記号というと特に高校入試で記号で解答というのは親世代ではあまりないのではないでしょうか。大学受験であれば、マークシートでの解答というのを経験している方もいらっしゃるでしょうから珍しくはないですが、茨城県は数学での記号解答形式を本格的に入れてきました。

もっとも首都圏では東京や神奈川はすでにマーク形式ですし、千葉県も2024年からマーク形式に変わりましたから、これからこうした形式が高校入試でも標準になるのかもしれません。解答形式はこれくらいにしてどのような問題が今年出題されれたのかということを書いていこうともいます。

分野的には計算問題、小問集合問題、平面図形、確率問題、関数の文章問題、空間図形という形で大問6問構成でした。ここら辺の出題範囲は全体的に出題されていてどの分野からも出題されているという形でした。ただ、作図問題が出題されていませんでした。しかし、一時期作図の問題が出題されていた時期もありますのでこちらもきちんと準備だけはしておいたほうがいいかもしれません。茨城県は数年間作図問題が出題されていた時期がありましたが、出題形式の変更以来作図問題が出題されなくなりました。やはり、採点のぶれをなくす方向に動くと作図はやはり出題がしづらいです。

では、数学の対策をどのようにしていけば良いかということを少しここで書いておこうともいます。基本的にはまずは、計算を正確にできるようにしておくことが大切です。今年も配点的には20点ありましたので計算は確実にできるようにしておきましょう。その次が小問集合問題ですね。こちらも配点が20点ありました。ここら辺まで点数が取れれば、最低40点は取れますから、数学が苦手な人はここを落とさないようにしたいです。

残り、大問3の平面図形、大問4の確率、大問5の関数の文章題、大問6の空間図形です。こちらはどの大問も15点と配点されており、数学が苦手な生徒さんはおすすめは確立から手をつけていくのがいいとは思います。残りの大問3は生徒さんによってどれからやるかは変わってくると思います。順当に手をつけるならば、確率、関数、図形の順ですね。しかし、ここら辺は生徒さんの好みがありますから、それをみてやっていけば良いでしょう。また、平面図形に含まれている証明問題は基本穴埋めで出題されているので比較的取りやすくはなっているのでここも確実に取れるように学習を進めるのが良いでしょう。

 そのほか茨城県は難問が空間図形と平面図形のところに入っていることが多いのでどんなに数学が得意な生徒さんでも問題を読んですぐに解法が思いつかないときは後回しにすることをお勧めしています。受験は点を多く取ることが大切ですから、手間のかかる問題を本番で後回しにするというのはそれはそれで大切なことだからです。もちろん、順番にやってサクサク解けるのであれば、そのままでも良いですが、時に順番を変えて確実に取れる問題をといて見直しをして最低取れる点数を確保してから残りの時間で難問を解くというの大切なことです。ですから、あらかじめ目処をつけて受験に臨むことは大切です。

 今回は茨城県の全体的な出題傾向と来年2025年の出題に関してまとめてみました。また、その中で、特に数学の出題について詳しく書いてみました。もしあなたが、高校入試で点を取りたいのであれば、この機械に名学館の無料体験授業をぜひ受けてみてください。お申し込み方法は簡単です。0299−91−1519へお気軽にお電話ください。そして、「体験授業を受けたい」と伝えてください。受付後、塾の説明をしてから体験授業のスタートです。あなたからのご連絡を心よりお待ちしております。

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