茨城県立中高一貫校で学ぶ魅力

 今回は丁度ゴールデンウィークということで多くの方が比較的時間があるということでそんな時にちょっと考えるきっかけとして書いてみようと思ったのがタイトルにある茨城県の中高一貫校の魅力です。まずは、今回これを書いて私の自己紹介からさせてもらいます。私は茨城県の神栖市で個別指導の学習塾を20年以上経営しています。また、茨城県立中高一貫校に子供を通わせている保護者でもあります。塾長の大野と申します。

 今回はそんな塾の指導者としての視点と保護者目線での両方から書いてみようと思います。今回この塾の指導者としての視点と保護者目線という二つの面から書いてみようと思っているのですが、正直どこからどこまでが塾指導者の視点とか保護者目線とかというのは切り分けて書くのが難しいのでところどころで話はしますが、私の中では結構ごちゃ混ぜになっているのでそこら辺は事前にご了承いただけると助かります。

 まずは、茨城県の中高一貫校の良さからみていくと私は1番に上げたいのは学習の進み方というか内容ですね。塾を経営しているのでテキストの内容がどこまでの内容を学習しているのかというのはよく見れば、わかるものなんです。茨城県の中高一貫校も私立の中高一貫校も中3までに高校の学習に入ります。ここら辺は教育業界にいる人でないとなかなか伝わりにくいかもしれません。教育業界で20年以上いるとこれがどれだけ子供の成長に有利かというのはよくわかるんですね。ここら辺は教育に携わっていない方はこれがものすごく有利だという認識だけでも構いません。とにかく、大学受験まで考えると非常に有利なことなのです。

 内容も一例を挙げると数学は体系数学というテキストを使って学習をしていくのでかなり数学はまとめて学習を進めていくことができます。内容的にも中3までに高1の数学ⅠAの内容が半分程度終わる感じです。中学のうちにそこまで学習を進めてくれるのが良いですね。では実際実力がどれぐらいついているのかというのも年に3回の学力推移調査というもので知ることができるのです。基本的には英語・数学・国語の3教科だけなのですが、多くの中高一貫校で実施されているテストなので全国レベルでの学力状況がわかります。

 この学力推移調査についてご存知ない方に少しだけ説明をします。この学力推移調査というのはベネッセがやっている中高一貫校向けのテストで茨城県の中高一貫校は全て受けています。また、都立の中高一貫校や私立の中高一貫校も多く受けています。そうした意味では中高一貫校だけのテストです。もちろん中高一貫校に通っている生徒というのは中学受験をした生徒とだけですから、ある程度学力が高い層の中でのテストですから、その中で偏差値60以上というのはかなり価値があります。偏差値60というと大したことないように思う方もいるかもしれませんが、偏差値は参加者の平均に拠って変わるものです。同じ点数でも参加者のレベルが高ければ、偏差値は低くなり、参加者の平均が低ければ、高くなるものです。何を言いたいのかというとそいう平均が高いテストで偏差値60以上取れる教育をしてくれるのが茨城県の中高一貫校なのです。

 しかもこれが月額授業料なしというのが本当に保護者的には助かります。大学に行けばそれなりに費用がかかるのですが、県立の中高一貫校に通っていれば、大学4年間のことだけ考えれば良いのですからかなり違います。 あとは、学習に専念できる環境がいいですね。ここからは自分の子供を通わせてみての部分になりますね。基本的に部活はありますが、かなり自分のペースで参加できるので市立や町立の中学校に比べて朝から晩まで週末も部活という感じではないですね。少なくとも私の子供はそうした環境とは一切別の環境でした。ですから、週末や祝日に朝早く学校に行くとか部活で送り迎えをしたということは一切ありませんでした。唯一朝の5時ぐらいに学校に送っていたのも修学旅行の時だけで保護者的な負担という点からも部活一辺倒の学校とは違うので非常に助かりました。そのおかげということもあり、中学では最終的に先ほども挙げた全国学力推移調査では偏差値60以上を3教科でコンスタントに叩き出せるようになって中学を卒業することができました。

 今年の4月から高校1年生になりましたが、まだ、外部模試というのを受けていないので高校での学力というのはまだ計測できておりませんが、7月の第一回目の外部模試に向けてさらに学習を進めていきたいと思います。

 ここまで読んで、それはあなたは学習塾を経営してるから自分の子供にたくさん学習指導をしてるからいい成績が取れたのではないかというご指摘がるかもしれません。このご指摘には正直それほど私自身は直接教えることはしていません。それは、平日は朝は顔を合わせますが、学習指導する時間なんて当然取れませんし、昼間は子供は学校で当然会えませんし、指導は学校で受けているものだけです。夕方から夜の時間は私は教室にいますが、子供は家にいますから、子供と時間を共有する時間というのは平日はほとんどありません。週末もテストが近い時は学習するように促しますが、直接みたりするのはテスト直前の週末やその前の週末ぐらいです。

 正直、塾でお預かりしている生徒さんの方が会う時間は長いかもしれません。ただし、学習のマネージメントだけはします。例えば、テストの日程を睨みならがらそろそろワーク手をつけ始めようとか、テスト範囲が出たら今日は英語、今日は数学、今日は何々というようにどれをやろうか本人と電話やメールで話すということはします。それぐらいのことはしますが、勉強を教えるということはほとんどしません。また、子供も勉強のことで聞いてくることはほとんどありません。

あるいは親が頭いいから子供も頭がいいじゃないというご指摘もあるかもしれません。しかし、これに関しては子供はものすごく怒ります。いわゆる遺伝的に頭がいいみたいなことを言われるのを本人が1番嫌います。自分がこの成績を取るのにどれだけ努力をしているのか知っているのかというのをよく私に漏らします。大抵の人はテストで点数を取れる人は対して努力をしなくても取れるのだという幻想を持っているかもしれません。しかし、現実はそうではありません。テストで点数を取れる人というのは当然それだけ時間と量の学習をしているのです。ただ、それを素直に全部話す人はいません。だから、私はテストで点数が取れる人のあまり勉強していないというのは間に受けるなということをよく生徒にいいます。テストで点数が取れない生徒はこのテストで点数が取れる生徒の言葉を間に受けていることが多いのです。テストで点数が取れる人間は決して自分が何時間やってどれぐらいの量の学習をしたかなんてことは他人には言わないのです。そういうものなんです。私もテストで点数を取りましたが、自分がどれぐらいの時間、どれぐらいの量やったなんてことは他の人に話したりしませんでした。今は仕事で生徒たちに点数を取らせるためにこれだけ学習をしてくれと言うのはいいますが、どれだけの時間どれだけの量やったかと言うのはそのままテストの点数につながるものなのです。やらずに、テストの点数は上がりません。

 ちょっと話がそれましたね。県立の中高一貫校に通わせるとかなり楽です。それは間違い無いですね。また、環境がいいです。受験倍率も2倍から3倍ということでしっかりと学習をしてきた生徒さんだけが合格をするので授業の質というかレベルというのもそれなりに高いレベルで行うことができます。通常の公立学校ですとやはり生徒のレベルの差が大きくて学校の授業も大変なところがあると思います。そうした意味でも授業レベルを高く設定できるというのもいいところと言えるでしょう。受験の倍率が2倍とか3倍というと高いように思うかもしれませんが、受験者の上半分あるいは上から3分の1に入れないのであれば、それはかなり学習が足りてないということです。そう考えれ、上位50%とか上位30%に入れない時点で問題があるのです。その門を通過できるということは、最低レベルが上がるということなのです。

 こうしたさまざまな観点から一貫校入れて勉強させて良かったなと個人的には思っています。また、学習を頑張りたい生徒さんは部活中心の生活というのはかなり苦痛だと思うのです。うちの子は中学で部活部活の生活はちょっとと思うのであれば、受験をさせてそういう生活とは別の生活にしてみるのがいいです。私はこうした環境やカリキュラムからここでしっかり学習をさせていくならば、県立の中高一貫校が1番いいと思います。もちろん、ここでは書ききれない話もまだまだたくさんあります。こんな生徒さんやあんな生徒さんがいて皆個性的でいい生徒がたくさんいるのもいいところなおですが、それは流石にここでは書けません。

 もっとこうした話を聞きたいという方は一度名学館の無料体験を受けてみてください。そこで、もう少し深いお話もできると思います。体験授業のお申し込み方法は簡単です。0299−91−1519へお気軽にお電話ください。そして「体験授業を受けたい」と伝えるだけです。あなたからのご連絡を心よりお待ちしております。

 

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