最近の神栖市・鹿嶋市での新型コロナ発生状況に関して

　今日夕方政府は非常事態宣言を延長するということを正式に発表するとのことですが、正直全国で非常事態宣言の延長がいいとは個人的には思いません。理由はヤフーがまとめてくれている「新型コロナウイルス感染症まとめ」のデータを見る限り東京・埼玉・神奈川・千葉・大阪・兵庫・京都・北海道・福岡ぐらいでいいと思うのです。他の県は新規有症者が0が続いているところも結構出てきています。そうした中で全国で非常事態宣言を継続する意味とは何なんでしょう。確かに人が動けば、当然人がキャリアとなって感染が拡大するというのはわかりますが、正直先に挙げた地域での新規有症者がおさまっていないのです。それは、その地域での自粛が足りないからです。他の地域でいくらこれ以上自粛を続けても問題解決はしません。むしろ、収まっていない地域に関してはもっと強めの処置が必要ですし、それに伴う補償も当然必要です。補償もなくこれ以上日本全国を対象とした自粛にどれほど意味があるのでしょうか。東京や大阪などの大都市とその周辺の抑えが効いていないために全国がそれに同調をしなければならない理由はありません。この新型コロナウイルス感染症で生活に行き詰まる人がたくさん出てきています。それを救うのが政治の役割ですが、今の政権はそれをしていません。衆参両院で過半数を持っているのに、なぜ、すぐに対応する法律を通すことができないのですか。過半数を持っている意味がありますか。なぜ、補償をすることを嫌がるのですか。補償をしないから感染症の拡大が止まらないのです。わかりきっていることなのにいちいち理屈をつけて次項しないのは政治の怠慢です。

　また、感染拡大が止まっている地域だけでも通常の生活に戻していかないと顕在的に困窮する人がさらに増えてしまいます。100％絶対に安全という状態は無理です。ただ、今ぐらい周りで感染者が出ていないのになぜこれ以上自粛を続けなくてはならないのか正直わかりません。感染が止まっていない地域は厳しい制限をし、補償もしていくという形でならだれも文句は出ません。しかし、制限はするけど、それによって生じる不利益は自己負担してというのは無理です。逆にだらだらと宣言の延長延長で自粛が続かなくなります。当然それは現政権のせいですよ。国民のせいではないです。有効な社会対策をしていない今の政権のせいです。

　そして、神栖・鹿嶋だけ見ても神栖は最後に新規感染者が確認されたのは4月11日、鹿嶋が4月7日と3週間から4週間以上経過しています。それなのにまだ自粛を要請するのは明らかにおかしいです。このゴールデンウィーク中に東京都の行き来がなければ、新規感染者の確認は今後も起こらないはずです。勿論、東京都の行き来がなければ、ゴールデンウィーク明けも新規感染者確認は起こるはずもありません。今の過剰な自粛を解除することもできるはずです。対処をすべきは東京と大阪等の大都市圏なのです。地方に必要のない負担を押し付けないでほしい。

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