分散登校始まりました

　今週から分散登校が市内の学校で始まりました。生徒たちもだいぶ元気が出てきました。新型コロナの影響でかなり長い間近辺の学校は休校が続いていました。休校が3か月とかなり長期になりました。家でゴロゴロしている生徒さんもやっと学校が動き始めたようで気持ちが戻ってきているように思います。

　ソーシャルディスタンスって英語でいうとsocial distance日本語に訳すと社会的距離となりますね。日本人はそれほどべたべたしないのでもともとこうした距離は広い方ですね。数メートル離れて挨拶をするというのも日本ではそれほど珍しいことでもありませんし、少し距離を開けて話すことも珍しいことではありません。

　これから疫学的調査で日本人の抗体検査が始まります。先日は献血をした人の血液で1000人分のサンプルを取って抗体検査をしたところそれによると東京が0.6％、それ以外の地方が0.4％といずれも500サンプルずつで合計1000サンプルでこの結果なので日本人はあれだけ大騒ぎをしたのにほとんどかかっていないということがわかりました。

　対象者が献血者という偏りが見られるかもしれないのでもう少し無作為に抽出したサンプルで10000人で取るとのことなのでそれで0.5％ぐらいの値だと日本人の予防スタイルで十分新型コロナの感染を予防できるということが言えると思います。つまり、マスクをして、手洗いをして普通に風邪予防を心がけていれば、感染はおおよそ防げるということです。

　最近は感染拡大が沈潜化しているのはなぜかということもやはりもう少し調べる必要があると思うのです。東京以外ではほとんど新型コロナウイルスに掛かる人がいなくなりました。正直気温と湿度と紫外線量が関係しているとしか言えないと思うのです。日本でまだ比較的感染者多く出ているのが北海道です。ここは人口の割りに感染拡大が止まらないです。逆に気温が上がってきたところはほとんど感染者が出ていません。

　地域差がかなり顕著に出てきているのがこのコロナウイルスの分布範囲です。これから日本は本当に暑い夏になります。これからの季節気を付けなくてはならないのはエアコンですね。暑いからといって窓を閉め切ると感染のリスクが出てきます。冬場に北海道で感染拡大したのはこの締め切りの環境で感染者が広げたからです。一つのコミュニテーの中にウイルスを入れなければ感染拡大はしません。つまり今のような状態では、マスクも必要ないですし、普段通りに生活をして問題がないとみていいです。あとは感染が拡大しているところつまり東京や北海道に行かないことと来てもらわないことです。東京からの営業なんて言うものは絶対に受けてはいけないです。逆にどんなに東京に行きたくてもまだ絶対に行ってはいけないです。

　外部地域からウイルスを入れなければ、本当に普通に生活をしていくことは可能です。逆に自分たちの生活の範囲から大きく出るような旅行は控えるべきです。地域を大きく出るようなことをしなければ、問題はありません。仮に出るとしても車でドライブに行き、車から出ない観光とか。買い物もスーパーでサッサっと済ませる形ならば、ほとんど問題はないです。逆に、ゆっくりショッピングを楽しむような買い物は避けるべきです。自分の普段の行動範囲からでないことが一番の感染予防になります。いつものところでいつもの人から買うということをしているのが一番安心です。

　いつも接している人が生活圏からでなければ、問題は起きないですし外部から入れなければ何も起こらないのです。正直、定期的に交流をしている塾のようなところはみんな体調悪ければ、休んでもらえれば、感染が広がるということはないので無理して通うことさえしなければ、問題ありません。今日もみんなマスクを付けていましたが、これもこれから本当に暑い夏の間も続けると塾の中でも熱中症になるのではないかと心配してしまいます。いずれどこかでマスクをしなくなる時が来るとは思いますが、それも時間はかからないとみています。暑くてたまらなくなるからです。そういう季節が時期に来るからです。あとは、秋以降に来るコロナ第2波の時にどうするかですね。私は塾をやっているので冬場にコロナで休業しろといわれても休めないですよ。受験できなくなりますから、このまま直前にコロナでまた学校休校だけど受験は今年と同じで普通にやりますとかなったらもう滅茶苦茶ですよ。試験なしで内申書だけで入試をやることになりますよ。今から高校受験、大学受験の担当者はコロナで11月からまた全国休校となったらどうするのかということを考えておかないとだめですね。正直今回一番の被害者は学生と生徒たちですよ。3月の休校は早すぎたし、5月の休校は必要なかったですし、4月は休校は妥当だとは思いますが、いずれにしても長すぎた休校です。子供を守るとか言っていますが本当に守ったの？逆に滅茶苦茶にしているのではないですか。

　いずれにしても、これだけ非常事態宣言だのやって経済も教育も滅茶苦茶にしてその後どうするのかということを今からやらなくてはならいのです。これは本当に政治の実力が問われます。教育に限って言うとここから夏休み返上で学校をやって行くにしても本当に大変ですよ。夏休みが終わってから普通に学校が休みなくできたとして受験が何とかできるという形になります。それから、今年進学をした生徒も2か月は学校がお休みですからこれから新しい環境にならすのにどれだけかかるのかということを考えたらまたまた大変です。

　分散登校はならし運転で必要だとは思います。普通に学校を始めてこれからどう習うのかというのが本当に大変だとは思います。これからしばらくは様子見ながら学習を進めていくことになるとは思います。勿論、今通ってもらっている生徒さんには普通に学習を進めてもらっています。そうすることで学校で学習が始まったときにいつでも普通に学習を始められるようにしています。

　コロナで普通に塾を開けてきて良かったと思います。通ってもらっている生徒はきちんと学習指導ができていてあと2週間学校の本格再開までに何とか苦手を普通ぐらいまでにして学校に戻してあげたいですし、得意なものをもっと伸ばしてあげて学校に戻そうという子もいます。コロナで世間が騒いでいる間に私たちの塾では粛々と学習を進めることができました。それでは、また。