高校進学時に見るべきところ

 中学3年生は夏に向けて塾を探している生徒さんが多くなってきました。そこで、高校選びの時に必ず確認してほしいところについてお話をしようと思います。まず、進学を考えているのであれば、定員割れを近年起こしている高校は避けるべきです。定員割れを起こすと学力的に極端に低い生徒が入学できるようになってしまいます。それは、すぐには影響しませんが、数年続くとかなり影響が出てきます。この地域で言うならば、佐原高校がいい例かも知れません。佐原高校は近年理数科が定員割れが常態化しています。そうした中で令和2年3月卒業の進学実績と今年令和8年3月卒業実績を比較して見てるといかに定員割れの影響が出ているかがわかります。令和2年3月期の国公立大学合格者数は99名進学者数は87名、そして今年の3月の国公立大学の合格者数は62名、進学者数は54名とどちらも大幅に減っています。生徒数の減少もありますが、4割弱減らしているのは大きいですね。少子化の中での定員割れの影響が出ている航行ではあります。もちろん、伝統校ですからこれからも上位の大学への進学者を多数輩出して行くことでしょう。

 ただ少しずつ、各高校の進学先に変化が出ているのは間違いありません。それは茨城県に県立の中高一貫校ができた影響が出始めていると見ていいと思います。特に、今まで茨城県側から成績の優秀な生徒さんが多く佐原高校や市立銚子高校に流れていましたが、それが徐々に変わってきていると言えるでしょう。今まで県外に流出していた生徒さんが鹿島付属中や鉾田付属中に流れるようになっている影響を周りの高校はかなり受けているように思います。特に千葉県側が大きな影響を受けていると見ています。今年から逆に茨城県側の鹿島高校の進学実績が前年から国公立進学者数を大きく伸ばしています。それは前年10名程度の国公立進学者数だったのが今年いきなり28名まで伸ばしています。この勢いが今年も続くかまだわかりませんが、そうしたことを考慮に入れ始める時期ではあると思います。また、鉾田も県立高校としてはこの地域では進学実績があったのですが、前年国公立大学実績70名から53名と大きく減らしています。鉾田第一も実は最近定員割れを起こすようになった県立高校なのですが、今年はどうなるかまだわかりませんが、また、定員割れを起こすようですとやはり進学実績が落ちてきやすいかも知れません。

それに対して鹿島高校が付属中を設置してから高校の方の倍率も定員割れを起こすことなく推移していることから中高一貫校になったことによる効果が1番出ている学校といえるかも知れません。結果だけ見ると今のところ鹿島高校が1番上手くいっていると言えるでしょう。まだ、1年だけの結果ですから、これからどうなるかまだまだわかりません。しかしながらこうしたことを考えつつ進学先を見極めていく必要が出てきたと言えるでしょう。

 さて、高校をどこにするかと言うことはとても大切なことです。進学実績というのは高校を卒業したあとどうなるかということを示すものです。もちろん入ってからの自分の努力というものはとても大切です。自分でどこまで頑張るかで進学先は大きく変わります。自分の努力が最終的な結果に結びつくのですが、希望の大学への進学ルートというのも大切になります。そうしたことを念頭に進学先の高校を選ぶことが大切です。

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