緊急事態宣言

 どうやら政府は緊急事態宣言をするようですね。今わかっていることは、単に宣言を出すだけで法律的にはほとんど強制力がないようです。宣言で海外のように強い強制力があるものはほとんどないということです。強制力があるのは病院用の土地や建物を強制的に徴用できるとか。必要な医療用の物資を強制的に買い上げることができるとか。そういうもので、人々の生活を強制する法律ではないということです。勿論それで経済的にどうなっても政府は補償しませんよ。という法律で強制はしないけど、協力してね。という非常に無責任な法律です。世の中の多くの人々はちゃんと強制力があるもので補償とセットで外出規制をかけてほしいと思っているはずです。でも、日本は補償しないけど協力してね。損失でても仕方ないよね。お互い様だから何とか自分で切り抜けてというスタイルなんです。

 海外はかなり厳しい罰則を設ける代わりに補償を十分にしてこの間の損失は政府が持つから外出禁止という形をとっています。アメリカやヨーロッパは基本的にはみんなそうしています。それなのに日本は与党が衆参両院で過半数を占めているのにきちんと法律を作って国民生活を守ろうとしない。何のための国会議員なの。こういう時にきちんと法律通して国民生活に安心感を与えて感染拡大阻止のために生活保障、経済補償をきちんとします。日本国民ならば、全員をきちんと支えていきます。という法律を通してほしいものです。

 今は、財源がどうのとか将来の税収がどうのというのは問題ではない。今生きている人を支えるために国が国債を発行して予算を執行して多くの人の生活を支える必要があります。有事の際に決められない政治家は要らないです。何度もここで書きましたけど、今回ばかりは決められないのならば、政治家はやるべきではありません。この国の主権者は国民です。国民生活を救えないのであれば、政治家をやるべきではありません。

 塾の方は普通にやって行きます。但し、体調不良の生徒さんはいくらでも振替をしますので、お休みください。また、不安を感じられる方もお休みいただいても大丈夫です。振替をいたします。このウイルスは空気感染はしないので同じ空間にいるだけでは移りません。基本は飛沫感染です。空気感染するのであれば、東京であれだけ感染者が増えたならば、今頃は20万人ぐらい重症者がいないと計算が合いません。空気感染するウイルスならば、満員電車に一人乗っていれば、その車両に100人乗っていれば、100人感染で次にその100人が別の電車で100人に感染させれば、アッという間に1万人感染者です。さらに、その1万人が別の電車に乗れば、また100倍であっという間に100万人の感染者です。ということは重症化率が20%ということですから、今頃20万人が東京で重症化患者がないと計算上は合わないことになります。つまり、マスクとこまめな手洗いとどこかを触った手で顔を触らないということです。飛沫感染は飛沫がどこにあるかわからないことです。しかし、それさえ気を付ければ、感染リスクは避けられます。あとは、知らない人がいるところにはいかないことですね。

 正直、私自身は買い物はいつもの場所でして、外出は車で移動。花見も車の中からして、家に一日中ひきこもることができないので車でドライブ。誰とも会わずに車の中からお花見というのをしたりしてます。また、人気のないところで自転車でサイクリングをしたりもしています。とにかく、知らない人との接触は可能な限り避けるというスタンスです。逆になじみの店で買い物。買い物客が少ない時間に買い物という形です。塾は基本的には特定会員制サービスなので誰がいつ来るかということは決まりのサービスなのでそれほど心配していません。今は、体調不良の生徒さんは休んでくれますし、私自身もできるだけ早く寝て規則正しく生活するようにしていますし、運動も暖かくなってきたのでするようにして、健康維持に努めています。

 今は、本当にできることをやって行くというスタンスですね。学校の授業が延期になってしまったので、逆に塾では地域の教育の支えに少しでもなれるように感染防止に努めながら塾を開け続けていくつもりです。

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