受験直前、英語の問題が時間内に終わらない。

　受験生の中に英語の問題が時間内に終わらないという生徒さんはいませんか。結構よく聞く話です。最後の長文が読み終わらないから記号を適当に書いて終わりにしました。とか、最後の英作文が長文読んでると終わらないです。なんていうのは結構聞きます。ここ数年高校入試でも出題される問題文が長くなってきしました。

　直前でこういう状態であるとかなりきついと思います。何度過去問を解いても実力テストをやっても終わらない。だから、点数が6割ぐらいで終わったしまう。ちょっと間違いが多いと4割ぐらいまで落ち込んでしまう。こうとなると不安で仕方ないという状態になります。まぁ当然です。では、どうするか。

　正直すぐに効く方法はないです。読む速さを上げるのが正攻法ですが、これは時間がかかるんです。ただ、英文に慣れるということだけでもして少しでもなんとかというのであれば、方法はあります。今から毎日英文を読むことです。どんな言語もやはり単純に回数をこなすことが語学上達の早道なのです。だから、英文を毎日読むことです。これをしないで結果を出そうというのは難しいです。

　あとできることは過去問を見て自分ができるところ探すことです。何年度の問題でもここは解けるという問題から解くのです。例えば、長文がもっと早くとければ、英作文は間に合うのにという場合先に英作文を解いてから長文に入るという方法を試してみるのです。これは結構簡単に効果が出る場合があります。あとは、設問部分を先に読んで答えを探しながら解くという方法もあります。

　いずれの方法も直前のやり込みが必要です。残り地域によっては2週間とか数日のところもあると思います。できることをやって確実に点数に繋げていきたい時期です。最後まで諦めずに一点一点を積み上げて合格に結びつけていきましょう。

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