千葉県高校入試英語

千葉県公立高校入試の英語は前期後期で問題構成が大きく異なる。試験時間が前期と後期で10分違うということもあるが放送問題の配点も前期が33点後期が28点と異なるのである。前・後期に分けて放送問題の問題構成から見ていこう。前期は大問4までが放送問題で全体の三分の一を占める33点の配点である。3点の問題が11問と出題傾向である。後期は一問4点の配点で7問と一問の配点が大きくなって問題数も減っている。大問の数も2までとなっている。

 記述問題に関しては前期は大問の5から9までになります。まずは、前期の大問の5から順にみていきます。大問の後は主に文法問題が出題されます。語形を変化させて適切な形にするもの。あるいては文法問題として並べ替えをするものと出題されています。問題構成は3点の問題が5台で全部で15点の配点になっています。ここら辺は比較的短時間で解けるようになっているので時間をかけずに適切に答えを出せる力を養っておきたい。

 大問の6はテーマに沿って自由に英作文を作る問題です。これといった回答はありませんので答え方に幅があり模範解答通りでなくても満点が取れるところです。配点も8点を大きいので例文を数多く暗記して本番当時に単語を入れ替えて英語作文ができれば問題はありません。

 大問の7,8は長文問題です。掲示物、地図、グラフ等の絵が付いていてそれに英語で説明文がついている形や純粋な長文問題の形で出題されます。配点も7,8合わせて32点の配点となっています。普段から英文を早く正確に解く練習をしておく必要があります。

 最後が大問の9です。こちらは対話文の問題で適切な英文を選択肢の中から記号で答える問題です。こちらは一問3点で問題が4問となっていて全部で12点の配点になっています。

 後期の記述に関しては大問の数がここ2年は大問3から7の構成されています。直近2年分の問題構成に絞って出題傾向を見ていきます。大問の3は並べ替え問題が3台出題されていて配点は一問4点になっています。合計で12点がここでは取ることができます。

 大問の4は英作文の問題です。自分の意見が賛成か反対かを表明してそれに対して理由を述べていく巣たいです。語数の指定もそれほど多くなく15単語程度で答えさせる問題です。日頃から例文暗記をしていれば、得点をするのはそれほど難しくはないはず。配点も8点と高得点ですが、ミスなく英作を行っていきたいところです。また、部分点も十分に取れるところですのでしっかりと学習をして得点を指定です。

 大問の5,6は絵やグラフ、掲示物等々の図を見ながら英語を読んでいくいわゆる長文問題が出題されています。5・6合わせて36点と配点は高くなっています。ここでしっかりと得点できれば、かなりの高得点が期待できます。対策としては日ごろから英文を読む機会を持つことが大切です。また、細かく読み込む力も重要になってきます。

 最後の大問の7は対話文の完成です。すべて記号で答える方になっているのでよく読めば、正解を選択することはそれほど難しくはないでしょう。配点は一問4点で4題あるので合計16点になります。どれもしっかりと解いて得点にしていきたいところです。

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