茨城県県立中学の令和3年受験倍率

  今年の県立中学は3校新たに開講することになります。それが土浦第一、水戸第一、勝田です。これで茨城県は中高一貫校が11校体制となります。コロナの影響かもしれませんが、全体的には受験者数は増える傾向にあります。それでは、倍率をみていきます。

学校名 定員 男子 女子 合計 倍率
県立鹿島高等学校附属中学校 40 63 75 138 3.45
県立鉾田第一高等学校附属中学校 40 41 64 105 2.63
県立並木中等教育学校 160 320 301 621 3.88
県立日立第一高等学校附属中学校 80 85 93 178 2.23
県立竜ヶ崎第一高等学校附属中学校 40 80 106 186 4.65
県立下館第一高等学校附属中学校 40 49 50 99 2.48
県立古河中等教育学校 120 110 142 252 2.10
県立太田第一高等学校附属中学校 40 33 37 70 1.75
県立水戸第一高等学校附属中学校 80 191 171 362 4.53
県立土浦第一高等学校附属中学校 80 127 136 263 3.29
県立勝田中等教育学校 120 80 101 181 1.51

 まずは、地元の神栖・鹿島地区のの付属中に関して書いていきます。鹿島付属中は前年から大きく志願者数を伸ばす結果となりました。やはり、コロナ禍の影響か県立中高一貫校の人気が大きく伸びた結果となり昨年度男女とも2倍半ばだった志願倍率が男女ともに3倍を上回る志願倍率となりました。それだけ多くの生徒さんが鹿島付属中を目指しているということです。倍率の上昇に伴い今年は大きく合格最低点が上昇することが見込まれます。例年並木中の合格最低点が130点台というところから鹿島付属中に関してはそこらへんが一つ目安になるかもしれません。しっかりと準備をしてきた生徒さんが合格をすることでしょう。また、お隣の鉾田第一も志願者数を若干ですが、増やしています。昨年度よりもやはり倍率高くなっています。こちらも入りにくくなると予想されます。

  その他の地区でやはり目を引くのは新設3校の中で水戸第一の志願者の多さと倍率の高さはさすが県下一の水戸第一の付属中というところですね。並木中を大きく上回る倍率でした。志願者数では定員の差もありこれは単純比較できませんが、県内で2番目に多い結果となりました。そのほか全般的に言えることは県立中高一貫校の人気が非常に高いということです。来年度2校開校しますが新設校も来年は人気を集めそうです。また、通常開校初年度が一番倍率が付くのですが、今年度は2年目にも関わらず倍率を伸ばすというところもあり県立中高一貫校の人気がこれからも高まっていくそういう流れにあるようです。

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