県立中高一貫校受験対策講座のご案内

中高一貫校の合格通知

 名学館では毎年県立中高一貫校対策講座で県立の中高一貫校に合格者を送り出しております。今年は鹿島附属中と鉾田第一附属中に合格車を出しました。基本的は3月までに受験のスタートはしたいところです。それ以降のスタートは極端に合格の可能性が低くなります。遅く始めるとやるべき課題の一回あたりの量がかなり増えてしまいます。そうなると誰でも学習が大変になるのです。

 私も受験指導をしていて思うのは必要な量の課題をきちんとこなしてくれた生徒さんは必ず受かります。逆に必要な課題をこなせない生徒さんはそういう結果にしかなりません。そうした時間的な制約からこの3月までにスタートをしておきたいというのがあります。特に、4月以降のスタートは厳しさが増します。もちろん回数を増やしてガリガリやれば、それも出来るでしょうが、受験をする生徒さん本人がかなり大変になります。

 そうしたことを考えると今5年生の生徒さんへの募集は今回が最後になります。今後、受験生を募集していくのは4月からの5年生を募集対象にしていくことになります。募集人数の多い私立であれば、夏からやっても受かる生徒さんは結構いるのですが、県立の場合はかなり厳しいです。遅く始める生徒さんというのは考えが基本的に甘いので受験に対してしっかりやらないことが多いです。しかし、準備期間をきちんと取ってやる生徒さんというのは覚悟を持ってやっているので素直にやるべきことをやってくれます。こうしたところもかなり違いとしては大きいです。

 では、どうして県立受験には準備に時間がかかるのかということに関して少し書いておこうとおもいます。基本的に県立受験では暗記はそれほど重要ではありません。それよりも求められるのは思考力です。ですから、普段から考える問題を解くことが必要になるのです。もう少し詳しく説明をするならば、数学的な思考力、科学的な思考力、情報収集編集力、文章表現力等が求められています。これらは、それぞれ適性検査Ⅰと適性検査Ⅱで求められるものです。

 例えば、数学的な思考力は主に適性検査Ⅰで問われるものです。小学生の範囲内ですが、規則性とか速さの問題がよく出題されています。また、算数の問題なのですが、問題文そのものが長いです。前振りの設定がかなり細かく記述され低場合があります。またその中に問題を解くのに必要な情報が含まれている場合があります。こうした問題が長くなる傾向は近年は普通にあります。そのため、普段からこうした問題をて置いておく必要があります。学校の通常の教科書やドリルでは扱わない内容の問題です。

 こうした受験対策は正直将来の大学入試に対しても準備になるのです。レベルは違っても小学生の中学受験も高校生の大学受験も基本的に問われている基本的な能力は変わらないからです。数学的な思考力、科学的な思考力、情報収集編集力、文章表現力といったものは、入試では必ず問われるものです。これらの準備として県立の中高一貫校受験対策は非常に役に立ちます。

 しかし、こうした力を身につけるには一朝一夕には身につくものでは無いのです。長い時間をかけて少しずつ身につけていくものなのです。だから、時間がかかるのです。即席にはできないことなのです。もちろん、中には天才的な生徒さんはそれをすぐに身につけることができるのかも知れません。しかし、私たちが合格に導いているのは普通に学校の勉強が物足りない生徒さんで単元のテストで普通に100点が取れて小学校の学習にそれほど困っていない生徒さんです。特に天才という訳ではありません。

 単元の学習が普通にできる生徒さんというのは結構な数がいます。そいう生徒さんが受験勉強をきちんとして県立中高一貫校でさらに学習を進めていくことで将来がひらけて来るのです。県立中高一貫校の最大のメリットは私立と同じように英語・数学の学習は早いことです。一貫校では標準となっていますが、数学は体系数学を英語はニュートレジャーという教科書を使用して学習を進めています。これらは私立の中高一貫校では標準的なものでそれを県立で使用して学習を進めているので授業の進みも早く中2の終了時で普通の市立の中学校での中3の学習がほぼ終わってしまう速さです。

 さらに、市立とは違う県立独自のカリキュラムから学習面でのメリットは計り知れないです。また、高校受験がないために、大学受験一本に集中できるということも非常に大きいですね。茨城県は県内全ての地域で中高一貫校に通えるように全国でも最多の13校を持っているのでこの環境を活かさないというのちょっと考えられないです。こうした恵まれた環境を生かして子どもに教育を与えて行けるのでぜひこの機会に受験対策をして中高一貫校を目指して欲しいです。

 ここまで受験に関するガイドライン的なお話をしてきました。ここからは具体的にどのような受験対策をしていくのかということを少しお話をしていこうとおもいます。名学館ではまず第一に対策をしているのは実は適性検査Ⅱの方から中心にやって行きます。もちろん、適正検査Ⅰの対策も並行して行なっているのですが、適性検査Ⅱで主に問われる情報収集編集力と文章表現力の育成を急ぎます。これは、実は当日行われる面接試験の対策にもなるのでこちらをきちんと育て上げることが必要になります。

 この能力が備わっていないと受験では問題文をしっかり読んで必要なものをまとめ上げたり、自分の意見を言うということができなかったりします。こうした能力というのは本当に一朝一夕に作り上げることができません。普段はおしゃべりな生徒さんもこうした能力というのはついていないことが多いです。だから、直前とか短期間でこうした能力を育成するのは無理なのです。そうなると今小学5年生の生徒さんはこうした能力を育成するために今からやらないとダメなのです。6年生になってからやろうと思っても時間が足りないということになるのです。

 そして、差がつくのが数学的思考力と科学的思考力です。これらはやはり時間がかかります。もちろん、ある程度のパターンを解くことで数学的な思考力というの強化していくことが可能です。こうしたトレーニングも正直時間がかります。また、先取りで受験勉強はしていく必要があるので理解が遅れる場合も多々あります。私も実際に教えているのですが、1回目でわからない生徒さんというのは結構います。一回でわからない生徒さんは日をあけて2回、3回説明をすることがあります。

 こういうことは結構な頻度であります。しかし、こうしたわからないというのがふとわかるようになる瞬間というのがあるのです。そうなると以前わからなかったのが不思議なぐらいにわかるようになるのです。こうしたわからなかったものがわかるようになる経験を多く経験した生徒ほどよく伸びます。だから、最初分からなくてもいいんです。むしろ、分からない経験から、わかるという経験をたくさんして欲しいのです。そうすることでその生徒さんは大きく成長をするのです。もし、受験ということをしていなければ、こうした経験すらせずに中学や高校へ上がることさえあるのです。

 早い段階での受験は生徒さんを大きく育てます。こうした経験はその後の成長にも大きく資することとなります。だから、迷っているのであれば、まずは、行動を起こしてください。何もしなければ何も変わりませんが、何か行動を起こせば必ず結果が伴います。私は、茨城県が各地に中高一貫を作ってくれたお陰で誰でも中高一貫校で学ぶ機会を与えてくれたと考えています。こうした機会をいかさない方法はないです。合格を勝ち取るには早めの学習これしかありません。

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