茨城県県立中学の令和2年受験倍率
高校受験の入試解説をずっとしてきたのですが、茨城県県立中学の受験倍率が出たのでちょっと触れることにします。茨城県は今年中高一貫校が一気に5校増えます。神栖・鹿嶋地区で近隣では県立鹿島高校付属中学と県立鉾田第一高校付属中学の2校が新設されます。まずは各中学の倍率を表にまとめました。
高校名 | 定員 | 男子 | 女子 | 合計 | 倍率 |
県立鹿島高等学校附属中学校 | 40 | 46 | 63 | 109 | 2.73 |
県立鉾田第一高等学校附属中学校 | 40 | 37 | 59 | 96 | 2.40 |
県立並木中等教育学校 | 160 | 290 | 326 | 616 | 3.85 |
県立日立第一高等学校附属中学校 | 80 | 141 | 117 | 258 | 3.23 |
県立竜ヶ崎第一高等学校附属中学校 | 40 | 91 | 107 | 198 | 4.95 |
県立下館第一高等学校附属中学校 | 40 | 58 | 46 | 104 | 2.60 |
県立古河中等教育学校 | 120 | 134 | 152 | 286 | 2.38 |
県立太田第一高等学校附属中学校 | 40 | 22 | 19 | 41 | 1.03 |
鹿島・神栖地区にお住いの方からすると県立鹿島高等学校附属中学校の2.73倍と県立鉾田第一高等学校附属中学校の2.40倍というは意外かもしれません。鹿島の方がやはり神栖・鹿嶋の方が通いやすいという形で志願者が多くなったかもしれません。鹿島・神栖地区に合計で80名の枠ですから比較的倍率が付かなかったようにも思います。しかし、2倍を超えているので半分以上はどちらにしても落ちることになります。県立中学は定員を超えて取ることはないのでこれは確定です。これに伴って高等学校の方の定員も減るので学校全体のレベルは上がると思います。鉾田第一と鹿島の両方の進学実績はこれから上向いていくと考えられます。集団教育において人数を絞ることは非常に効果が大きいからです。
全体として言えることはやはり県立中学の人気は茨城県でも十分にあるということが証明されたと思います。鹿島・神栖地区ではやはり鹿島も鉾田も2倍を超えたので人気はありますね。あとは受験対策をしっかりしていかないとこれから逆に県立中学は合格が難しくなると思います。また、高校の方もこれからどんどん定員を減らしていくわけですから競争が激しくなっていくと思います。
県立中学の受験に興味がある方向けに明日から少しだけその過去問の解説をしていこうと思います。今回は受験直前なので明日から受験を検討されている方向けに少し書いていこうと思います。高校受験の受験問題解説も明日から再開するのでこの中学受験の解説もしていくので記事のアップが大変になりますけどやって行こうと思います。すべては受験生のためです。できることを一生懸命にやって行こうと思います。それではまた明日。