ただ今茨城県今中高一貫受験直前演習実施中

 さあ、今日も茨城県の県立中高一貫受験に向けて過去問演習と面接のシュミレーションです。過去問はもう2回ぐらいはやっているのでこの冬季講習期間中にもう一回過去10年分をやります。面接は過去問以外の問いをやって色々なテーマ設定に備えていきます。

 基本はグループディスカッションですからテーマはなんでもいいんです。教育や日常生活、社会問題、新しい商品、地域の問題等々考えられるものは全てやっていきます。もちろん問題の予想なんていうのはするだけ無駄です。そんなのは当たるはずありません。だから広い範囲でのテーマに触れるのです。そうすることで似たようなテーマや分野でのグループディスカッションに備えるのです。

 面接の過去のテーマをいくら完璧にこなしてもそれは意味がないです。なぜならそれはもう一度出ることはないからです。逆に多くの広範囲のテーマにあたっておくほうが面接のでの対応というのはできるようになります。だから今日も身近な問題や社会問題、国際問題などをいろいろと考えながら出題してトレーニングしていきます。

 面接の現場では何も話さないで終わる生徒さんも一定の割合でいます。それこそ相槌だけで自分の意見を言わない生徒さんというのがいます。これはグループディスカッションでは良い評価を得ることは難しいです。自分の言葉で自分の意見を言えるかどうかというのはこのグループディスカッションではみられます。いわゆる自分の言葉を持っているのかという事です。

 こうした自分の言葉で話すためには実は一朝一夕には身につきません。普段から色々なことに興味を持って考えてみるということが非常に大切です。実は、今、直前駆け込みの生徒さんがいるのですが、これが中々難しいですね。一年以上時間をかけてきちんとやっっている生徒さんはこの時期の面接対策はかなりスムーズにいくのですが、直前参加の生徒はかなり厳しいです。

 もちろんこのことは予想できたことなので初めに面接対策と過去問演習しかできないというはお話ししてあります。なぜ、一年以上の時間をかけた生徒さんと直前参加の生徒で差が出るのかお思いかもしれません。

 それは1年間かけてテキストをきちんとやり込むことが実は一番大きいです。公立中高一貫のテキストはさまざまな場面の作文の練習がついています。それこそ環境問題、情報化社会、地域問題等々様々な問題に関して考えさせる問題があるのです。そのために長い時間をかけて色々な問題に考えてきた時間が大きな差になってくるのです。こればっかりは直前駆け込み組と一年じっくり学習組とでは差が出てしまいます。これを埋める方法は多くの経験や学習なのですが、それが直前駆け込み組では解決するのが非常に難しくなります。

 もちろん、日常そこまで考えている生徒さんなら簡単にその差を埋められるでしょうが大抵の場合はそんな事はありません。多くの生徒さんがその経験の無さや知識の不足で何をいっていいかわからないことが多いです。今それを色々な課題を通してなんとか埋めようとしていますがどこまで埋まるか。埋められるのかわかりませんがやれるだけやる。最善を尽くします。

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